脳梗塞は時間との闘いです。

いざという時、あなたはどうする!?

発作時の対処法

救急車の呼び方
1、「119」番にかける
2、「救急です」と告げる
3、現在地を伝える
4、患者さんの性別、年齢、症状などを伝える

公衆電話の場合、119番へは無料でかけられる。携帯電話の場合は、自分の電話番号を伝えておき、かけた後も、電源を入れた状態で電波の入るところにいること

発作時にどのように対処するかで、その後の経過も変わってきます。
いざという時にあわてないために、適切な対処法を覚えておきましょう。

発作を起こしたら - すぐに救急車を呼ぶ

周囲の人が脳卒中と疑われるような発作症状を起こした場合は、あわてずおちついて行動することが大切です。すぐに救急車を呼んで専門医のいる病院へ搬送してもらうことが大切です。「救急」であることを伝え、現在地や患者さんの性別、年齢、意識の状態や症状などを説明します。いずれにしても「しばらく様子を見よう」というのは禁物です。一刻も早く専門の医療機関を受診するようにしてください。

救急車が来るまでに
- 適切な場所に寝かせる。症状をメモしておく。

交通量の多いところや直射日光の当たる場所で発作を起こした場合は、救急車が到着するまでの間に安全で日陰の多い場所に移します。患者さんに意識があっても、自分で立たせると、症状が悪化する危険性があるため、避けてください。そして衣服やベルトを緩めます。吐き気がある場合は、あお向けではなく、横向きに寝かせると、吐いた物で気道がふさがれる心配もありません。また症状をメモしておくと、受診先の医師などに、要領よく説明できるでしょう。

周囲の人たちがすべきこと

  1. 適切な場所に移動させる

    布団などに患者さんを乗せて、救急隊が応急処置をしやすく、運びやすい場所に移動させる。野外の場合は、風通しの良い日影へ運ぶ。

    ここに注意

    意識があっても自分で立たせない
    患者さんが歩くと、脳血流量が減少し、症状が悪化する可能性があるため、歩かせない。


  2. 静かに寝かせて衣服を緩める

    静かに寝かせて、ネクタイ、ベルト、腕時計など、体を締め付けているものを外し、襟元やウエストを緩める。眼鏡や入れ歯なども外しておく。

    ここに注意

    気道をふさぐので頭の下に枕はしない
    頭の下に枕をすると、あごが下がって気道をふさいでしまう。呼吸が苦しそうなときは、巻いたタオルや座布団などを肩の下に入れる。

    吐きそうなときは横向きに
    吐きそうな場合は、麻痺がある側を上にして、体ごと横向きにする。こうすると、吐いた物が気道に詰まるのを防ぐことができる。



  3. 部屋の環境を調整する

    部屋の中に寝かせる場合は、室温は20℃程度にして、換気を良くしておく。照明はやや暗めにする。