脳梗塞は時間との闘いです。

脳梗塞の診断方法

脳卒中急性期の初期診断と診断に必要な検査

【第2段階】(※脳梗塞の場合)
脳梗塞の臨床病型(心原性脳塞栓症、アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞、その他)の診断

第2段階は、脳梗塞の場合、心原性脳塞栓症、アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞、その他梗塞のいずれであるかの臨床病型診断を行います。

この段階では、第1段階の検査のほかに、頭部MRI検査、脳血管の検査(血管超音波検査、MRアンギオグラフィー、CTアンギオグラフィー、脳血管造影)、心臓の検査(超音波検査、ホルター心電図)、血液凝固・血小板機能検査などの精密検査を必要に応じて行います。

脳卒中の最終的な治療方針はこの段階の診断に基づいて決定されますので、第2段階も可能な限り迅速に進める必要があります。


- 脳梗塞
脳血管系の検査 主幹動脈病変の有無(アテローム血栓性脳梗塞)
血管超音波波検査(血管エコー)、経頭蓋ドップラー検査(TCD)、MRアンギオグラフィー(MRA)、CTアンギオグラフィー(CTA)、脳血管造影(脳アンギオグラフィー)
心臓の検査 心疾患、血栓の有無(心原性脳塞栓症)
心臓超音波検査(新エコー)、心電図モニター、12誘導心電図、ホルター心電図
脳の局所血流量の検査 脳SPECT、MR灌流画像、CT灌流画像など
血液の検査 血小板機能、凝固・線溶系の異常の有無
PF4、β-トロンボグロブリン、TAT、D−dimer、抗リン脂質抗体、ループスアンチコアグラント、アンチトロビンVなど
- 心原性脳塞栓症 アテローム血栓性脳梗塞 ラクナ梗塞 それ以外の脳梗塞